その先にあるものを見据える

だるまの目玉入れにお作法があるってご存じでしたか?

私は知らなかった-!!!
そもそも、だるまを授けていただいたことも
だるまに目玉を入れたことすらありません。

先日、大阪にある勝尾寺へ行きました。
「勝運の寺」「勝ちだるまの寺」として有名なこのお寺には
勝運成就した、だるまがたくさん奉納されています。

そこで、はじめて【だるまの目入れの作法】があることを知りました。

勝ちだるまの目入れ作法

1)勝ちだるまを選ぶ。
顔は手描きのため、一体一体表情が微妙に違うだるま。
目があっただるま、なんとなく気になるだるま等
それぞれご縁を感じただるまを授けていただきます。

2)目標の明確化
【目標】この一年で達成したい願いをだるまの背中に書きます。
【目的】その目標の先にある、人生の目的をだるまの底面に書きます。

3)感謝の時間
お線香数本に、願いに今回の願いに関する
あらゆる人やモノに対する感謝の気持ちを念じ込めます。

4)薫香(くんこう)
煙に形に変えた「感謝の気持ち」をだるま全体に染みこませます。

5)自分自身への誓い(目入れ)
目標達成のために一切妥協せず、あらゆる努力を惜しまないことを
自分自身に誓い、だるまの右目(向かって左側)に目を入れます。

6)成就(目標達成)
願いが叶ったら目標達成の証として
だるまの左目(向かって右側)に目を入れます。

7)報告奉納
本堂で祈願結果のご報告と感謝の気持ちをお伝えした後
勝ちだるまを奉納棚に納めます。

 

特にこの3つは人生においても、とても大切なことだと感じました。

目標の明確化

・目標の先にある目的をしっかり見据えること

感謝の時間

・感謝を忘れずにいること

自分自身への誓い

・妥協せず、努力を惜しまず、一所懸命にやること

 

何のためにそれをするのか、何のためにその目標を立てるのか。
それを心に定めると、ググッと力も入ります。
感謝の気持ちを忘れず、日々ただ、目の前の事を一所懸命する。

シンプルだけど、とても大事なことだなあ・・・としみじみ感じます。

全ては、己に勝つために。

 

 

今度、勝尾寺を訪れたときは
是非だるまを授けていただこうと思います。

境内のあちこちにも小さなだるまみくじのだるまがいっぱい!
かわいい!

勝尾寺

勝尾寺(かつおうじ)は、大阪府箕面市にある高野山真言宗の寺院。
山号は応頂山。西国三十三所の第二十三番札所。
境内はとても広く、桜や紅葉の名所としても有名です。

 


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