幸せ
人は”幸せ”を食べ物や物品とか、好きな人や音楽といった
「自分にとって好ましいもの」
を手に入れた時や体感した時に感じます。
“幸せ”とは精神的なもののはずなのに
即物的で肉体的なもので感じる傾向があります。
そして、その多くはすぐに消え失せてしまいます。
ですから、もっともっと欲しくなります。
その結果”幸せ”と感じたものに
たびたび押しつぶされそうになります。
本当の幸せは
自分のコントロールと豊かな智恵の上にやってきます。
先日訪れた、中山寺の掲示板にあったお言葉
お金があれば・・・
この人と一緒にいれば・・・
これがあれば・・・
あれがあれば・・・
こうなれば・・・
ああなれば・・・
・・・今は手にしていないけれど
それらが手に入れば幸せになれる。
そんな幻想を抱いてしまいます。
ひとつ手に入れたら、次。
また次へ・・・
幸せとは
次から次へ沸き起こる
欲求、欲望を満たすことでしょうか?
幸せとは
いつでも自分の中にある
光に目を向け、慈しみ
ああ、有り難いなぁ、
と感じる心の豊かさなのだと私は思っています。
幸せって何だっけ?ときくと
この懐かCMの歌詞が脳内エンドレス