心地よさを味わう、感じる

昨日は心理学博士、公認シニアハコミトレーナーの高野雅司さんによる
ラビング・プレゼンス(LP)、アドバンスワークショップに参加しました。

ラビング・プレゼンス(LP)って?
ハコミセラピーという心理療法の中の一概念です。
相手の存在に焦点を合わせ、「自分にとって必要なエネルギーを受け取れないか?」
という視点で相手を見て、相手から感じられるプラスのエネルギーを受け取り、
まずは自分を満たすことから始めるという関わり合い方です。

簡単に言えば、相手から素敵な何か、例えば『心地よい感じ』だったり
『優しい雰囲気』『力強い感じ』『爽やかな感じ』を貰って自分の糧にしちゃいましょう♪というスキルです。

今回のアドバンス1・2は以前にラビング・プレゼンス【ベーシック】【スキルアップ】
を体験した参加者が対象のワークショップでした。

アドバンス1では、普段の会話の中や日常生活でLPを活かすワーク。
午後からのアドバンス2では、苦手な人やきらいな人との関係に感情を振り回されない為のLPワーク。

感じ方、とらえ方は個々それぞれだと思いますが、私は
アドバンス1では、温かな気持ちで俯瞰的に物事をとらえ、
広い視野で受け取ることができるワークだと感じました。
そして今回、目から鱗!と個人的には思っているアドバンス2の印象強さ!
午前に行ったアドバンス1の穏やかに広い視野で受け止めるから一転し
自分の中の怒りや負の感情にどっぷりじっくり頭まで沈み
極寒の氷の世界に小さな草の芽みつけ「あぁ」と顔がほころぶような感覚。
はたまた、氷の世界の中から一歩飛び出し、氷の美しさ自然の偉大さを感じる
そんなワークと私は感じました。
あれ?わかりにくい?

自分の中に起こる、負の感情を客観的に見つめ
気持ち、体に起こる反応をたっぷり、じっくり、これでもかというくらい味わう。
今までのLPのワークショップでは味わったことのない新感覚

きらいな人や、苦手な人に対し無理に「そんなこと思っちゃいけない」とか
「私の器が狭いんだわ」なんて思う必要はございません!
きらいな人はきらいだし
苦手なひとは苦手です。
それでいいんです!だってにんげんだもの。
その感覚をじっくり味わいきった後
自分にいいこ、いいこ。自分の気持ちに寄り添い認める
その上で、苦手な人の存在からLPでなんか良い物もらっちゃおう!
とは、言うものの頭で理解してもなかなか難しいです。
だからこそ、練習が大事なのだと思います。

アドバンス2のワークで私の感じたこと

苦手な人を脳内でイメージすると、そのイメージを懸命に消そうとする自分
黒く塗りつぶしたり、モザイクかけたり、スマホ画面のようにスワイプしてみたり。
だんだんと身体にも反応が見られます。胸のざわつき、腰の重さ、背中に走る痛み、肩にかかる圧力。
一言で言うと、もうぐったりグロッキーでございました。

十分に感じ取った後、自分に寄り添い自分自身に言葉をかけてあげます。
(1回目に行ったワークの中では感情に飲まれてしまい、自分への声かけはできませんでしたが、
2回目はちゃんと自分に声をかけることができました。)
今度はLP、「相手から私にとって何か必要なモノが流れてくる」・・・そう思いながら苦手な人を思い浮かべます。
それはそれ、これはこれ。と言った具合に
ちゃんと、イメージとして心地よいモノが流れてくる不思議。
杏のような果物が熟し、天日にさらされ干し果物になり、口に入れると濃厚な甘みとほん少しの渋みを感じました。
そう感じたとき、ふと苦手な相手のことを「あぁ、そうか、それ(苦手とする部分)はあの人の味なのだ、味の中のひとつの成分なのかもな」と
「苦手だけども、そっか、そっか」とストンと腹に落ちた感じがしました。
苦手な相手から受け取るモノ、そこから学べることもあります。
そう感じたワークショップでした。

 

LPワークショップ名古屋開催の事務局をされている野口カウンセラーもアドバンスの記事を書いてます。
LPに関心がある方は是非ご参考に!
野口カウンセラーのブログはこちら

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